くまの ほたりの小説一覧

小説家になろう

「ずるい」が口ぐせの妹へ……もう限界なの、ごめんね。

「お姉さま、ずるい!  わたくしの方がそのドレスは似合うのに!」 「でもね、ルティア、あなたには少し大きすぎるから」 「そんなことはないわ!  あ、お父さま!お姉さまが意地悪なことを言うの!」  妹のルティアは青い目をうるませながら、父の元に駆け寄った。  いつものこと。  もうため息も出ない....
著者 : くまの ほたり
小説家になろう

初恋の相手を王妃に迎えたのに「あなたを愛することはありませんわ」と初夜に言われた

「あなたを愛することはありませんわ」 「……それは、なぜか、問うてもよいか?」 「陛下の御心には、わたくしの知らぬ乙女がすでに在ることは存じております。  吟遊詩人も歌っていましたもの」  いや、ちょっと待て。  なんで俺が浮気男みたいな扱いされてるんだよ。  しかも初恋のショスターク本人に! ....
著者 : くまの ほたり
小説家になろう

氷の女王と呼ばれるカリスマ美少女モデルが殺し屋の目で婚姻届の用紙を出してくるんだけどまだ16歳なので結婚とか無理です

落ち着いた雰囲気の喫茶店。コーヒーの香り漂う店内で。 「いえ、結構です」 「…………書いて」 「書きませんし、凛さんは18歳でも、僕は16歳。結婚できない年齢ですし、そもそも結婚しませんから」 「…………マンデリン、おかわり」 「はい!喜んで〜」  にっこりと笑顔で答える。  凛さんはぷるぷると肩を....
著者 : くまの ほたり
小説家になろう

金髪碧眼で美少女の幼馴染がヤンデレになろうとしているけど、どう頑張ってもチョロインすぎる

僕の幼馴染のシーナは、金髪碧眼で胸も大きい。そして、僕と結婚すると小さい時から言っている。そんなシーナはチョロインだ。それなのに、僕の好みがヤンデレお姉さんだから、頑張って寄せようとしている。キスもできないくせに。やっぱりシーナはチョロインだよ。....
著者 : くまの ほたり